1949-11-21 第6回国会 衆議院 文部委員会 第7号
日本の政党の中に初めからもう結論だけを言つて、反対の学説については一歩も入れてはならぬ、むしろこれをことさらに非学問的な方法でこきおろして、そして自分の結論だけを大いに宣伝をせよというような政党の綱領を掲げておる、あるいは秘密綱領にそういうものがあるということをいつ調査をされたのか、われわれの方にはまだ調査をしにおいでにならぬようでありますが、調査中であるとおつしやられますが、いつその調査の結論は出
日本の政党の中に初めからもう結論だけを言つて、反対の学説については一歩も入れてはならぬ、むしろこれをことさらに非学問的な方法でこきおろして、そして自分の結論だけを大いに宣伝をせよというような政党の綱領を掲げておる、あるいは秘密綱領にそういうものがあるということをいつ調査をされたのか、われわれの方にはまだ調査をしにおいでにならぬようでありますが、調査中であるとおつしやられますが、いつその調査の結論は出
先般御質問にお答え申上げましたように、或いは秘密綱領その他秘密的に策動をいたしておりまする場合もございまするし、又憲法違反等の問題につきましては、問題によりますれば、最高裁判所の判定を得なければ決定しないという法律上の性質を有する場合もあります。そういうようなわけで、現にこういうものがあるかないかは分らないのでございます。
○政府委員(左藤義詮君) 現在の段階におきましては、さような事実はないと存じますが、併しその政党が將來秘密綱領その他一連の暴力で破壞するようなものと最高裁判所等において認知されました場合にはこれは適用されると思います。
○稻田政府委員 政府を暴力で破壊することを主張する、いわゆる暴力革命といつたような性質のものであろうと思いますけれども、法的に申し上げますれば、その手段が非合法的な手段をもつてそうしたことを遂行する、しかしてそういうことを政党の綱領あるいは秘密綱領として支持する、あるいはその政党の連続的な行動によつてそういうことがその根底にあることがはつきりしておる場合というふうに解釈せられます。
○稻田政府委員 具体的には想像できないのでありますが、ここに掲げておりますのは、こうした趣旨のことをその政党の綱領として掲げ、あるいはまた秘密綱領として掲げ、要するに非合法の手段をもつてそうした目的を達成しようとする政党を想像しておる次第でございます。